“おれんじ★てぃー”は1987年1月15日に創刊された、佐野量子さんの専門ミニコミ誌です。

現在18号まで、発行されています。

創刊時のライターの人脈は東京工業大学アイドル研究会に近く、“知美ちゃん新聞”などは従兄弟にあたるといって良いでしょう。ちなみに表紙の色は、知新は水色、百合新は黄緑色、Ｏ★Ｔはピンク色となっていました。

専門ミニコミ誌としては、かの“麻衣子の午睡”にはかないませんが、前出“知美ちゃん新聞”レベルの実績は残しているかと思います。スタッフは15号を日本一字が小さいミニコミ、18号を日本一文字が多いミニコミと標榜していたようでとにかく文字は多いかもしれません。おかげで、このPAGEも大変です。

ただし、非営利のミニコミという姿勢のため、当初から書店や中古レコードに配本せず、イベント会場での手売りと雑誌の掲示板コーナーへの告知でのみ販売していましたので、知名度はそれほど高くなかったようです。

おれんじ★てぃー編集部にはオリコン通信の名通会(って何ですか?)No.を持っている者がいたりしたため、後には、オリコン・ウィークリー誌主催の「アミケット」にも第１回から毎年参加していましたので、そちらでご存じの方がいるかもしれませんね。

1992年以降新しい号は発行されていませんが、おれんじ★てぃー編集部自体はまだそこここでうごめいているようですので、19号が出ないという保証はありません。(笑)

ちなみに、19号の特集は「女優佐野量子」です。原稿は常に募集中です。

とはいえ、「佐野量子パーフェクトブック」と銘打たれた18号を作ったことで、スタッフ連はかなり満足してしまっているようです（19号は「佐野量子パーフェクトブック２」なのですが）ので、現役復帰してコンサートでもやってくれないと、次は出ないでしょう。

現在のおれんじ★てぃー編集部は（約）４名の（元？）佐野量子ファン（うち３名のレコードコレクター、うち（約）２名の鉄ちゃん）から構成されています。

10号でオフセット化された以後バックナンバーは、増刊号の12号と15号以外はなくなったと言う話は聞いてませんので、どこかにあるかもしれません。基本的には手売りになりますので、いまさらとはいえ、イベント会場でスタッフをつかまえれば入手も可能かと思います。制服向上委員会や石川ひとみさんのイベントでのエンカウント率が高いようです。

・“おれんじ★てぃー”のバナーです

・おれんじ★てぃー編集部のコンテンツ